ビデオの需要-副業で稼げるVP-
暖かい場所が好きな、動画クリエイターのキショです!
今回は、みんな大好き副業について書いていこうと思います。
まず、動画が儲かるかという点を考察していきます。
動画は儲かります!
これは、冗談ではなく本気です。
ただし、動画はメンドくさいです。また、クライアントありきになるので、時には収入以上の作業になることもあります。でも、単価は高いので、結果的には本業の収入を上げるよりも簡単に、臨時収入を得る事ができます。
では、何故儲かるかというと、ひと昔前と比較して、動画の需要が拡大しているからです。え、ホント!?と思いますよね!でも考えてみて下さい!ほんの10年ほどの間で、街にはデジタルサイネージが整備され、スマホはほとんどの方が持つようになりました。また、デジタルのリテラシーが上がり、自分の欲しい情報は自分で探すようになりました。
一昔前までは、情報自体が少なく、紙媒体やテレビを中心とした意図的に整理された、限定的な情報を得る事しか出来ませんでした。
つまり、動画の需要は昔から存在しましたが、本当の意味で身近になったのは、ほんの数年前からだと、改めて考えると気づきます。
では、具体的な話に移っていきましょう。
動画の種類
動画には、2種類の稼ぎ方があるとおもいます。
・動画を製作する側
これは、クリエイターとしての側面が強いですね
・動画に出演する側
これは、ユーチューバーが代表的な例だとおもいます。
私を含めたほとんどの方は恐らく、前者を目指す方が現実的だと思われます。私はユーチューバーではないので、動画に出演する側面のお話は控えます。
では、クリエイターとして、どの分野が一番稼げるでしょうか?いくつも答えはありますが、既にライターやブログなどのテキストにある程度、馴染み深い方は、VPがオススメになります。ん、VP??はい、大丈夫です。
VPとはビデオパッケージのことです。企業が商品の使用方法や活用例などを紹介する分野のことになります。こう記載すると、CMと何が違うの?となりますが、CMは商品の魅力を分かりやすく伝えます。そもそも映像の尺が15秒から長くても60秒位にまとめた動画になりますが、VPは3分〜15分と目的によって長さが変わったりします。つまりクライアントが何を伝えたいかによって、CMなのか、VPなのか変わってくるわけです。
では、なぜVPなのか!?VPはイメージや技術力ありきのCMとは異なり、出演者の喋ってる内容が重要だったりします。つまり、極端にいわせれば、編集技術や撮影技術が無くても、伝えたい意図をくみとって、編集してあげればいいだけです。つまり、撮影して欲しい情報を切って貼ってをしてあげれば、良いだけなのです!
例で説明すると
身近な例で説明すると、、、
例えば、近所に馴染みのカフェがあるとします。このカフェは個人事業主で予算はあまりありませんが、カフェで使用されている豆は非常に厳選された者を使用しており、かつ焙煎には手間をかけていましたが、その情報は一部の常連しか知らず、なかなか客足が伸びずに困っていました。
そこにあなたがたまたま、iPhoneなんかで動画を撮影し、それをSNSにアップした映像を、店の店長が偶然見ており、褒めてきました。
〇〇さん、見たよ!映像できるんだね!もし興味があれば、店の動画を撮影してもらえない?と、こうなれば、しめたものです、あとはクライアントとして、お話を聞いてあげて、問題をくみとり、解決に導くために動画を製作するだけです。
これって、よくよく考えると結構需要がありそうですよね!しかも、VPって映像業界では山ほど仕事があります。かつ予算もとりやすいので、食いっぱぐれなしときます。なんて美味しいんだ!!
では、実際のワークフローをご紹介
では、VP動画を製作する際に必要な道具をまとめていきましょう。
一般的には、動画制作にあたり、必要な道具(ソフト含む)は下記になります。
カメラ(お仕事を始めるなら、民生機のちょっと良いやつでいいです)
マイク(ぶっちゃけ、これが重要)
ソフト(iMovie、エディウス等)
そう、意外と必要な道具って少ないんです。欲を言えばキリがないので、最低限の機材で最高の結果が出せる、これがVPが素晴らしいたるところです。
カメラ
カメラは写真用のカメラがあるとベストです。
背景がボケたり色が鮮やかに出るので、初心者でも手軽に扱えます。動画の機能に関してはフルHDが撮影できて、マイク入力の端子がついていれば十分です。
マイク
これは、使用するカメラによって装着できるものか、そうでないかが分かれます。オススメは1万円を少し越えたあたりから、マイクの性能は良くなるので、量販店で購入する際の目安とすれば、問題ありません。
ソフト
正直、なんでもいいです。
切り貼りが出来ればいいので、iMovieがあれば十分です。もし、フリーソフトにこだわるなら、ダビンチリゾルブがオススメです。これは、フリーソフトなんですが、プロでも利用する程の高性能ソフトになります。もちろん、切り貼りだけでも利用可能な良いソフトです。
まぁ、道具よりかは、製作する際に必要な資料が重要だったりします。
VP受注の流れは大体下記の流れになることが多いです。
VP受注から納品まで
- 相談(クライアントor製作者どちらからかが、相談をする時点ではじまります)
- 企画案(何を目的として、どうするべきかを話し合う為の資料作り)
- 見積(企画案が通った段階でお見積もりを提出)
- 受注(見積もりが通った段階で、受注)
- 打ち合わせ(撮影に向けて必要な道具や撮影日などを打ちあわせる)
- 小物や撮影機材などの備品、機材調達(撮影日までに必要な小物や機材購入)
- 撮影
- 書き起こし(VPの内容を整理する為に、演者のセリフをワードなどにかきおこす)
- 編集(書き起こしを元に編集ポイントを指示いただいてから編集を行う)
- 試写(クライアントにデーターを見ていただき、変更点などの指示をいただく)
- 納品(試写が問題なければ、納品となります)
- お支払い(好きなタイミングでお振込いただく)
以上がVPの流れです。
動画は企画や打ち合わせで、いかに詳細を詰められているかによって、納品までに時間におおきな開きができます。すぐ撮影したい気持ちを抑えて、企画案時点でラフ案をきっちり作ることが、最善の方法だと思います。
また、機会があれば、細かいラフ案の作り方などもご紹介させていただきます。
では、いいVPライフを!!