カメラマン道

きしょポン。映像制作でカメラマンや音声マン、ドローンパイロットをしています。TVCMをはじめ、WEBCM、VP、MVなど様々な分野で撮影しています。ドローンスクールJUIDAの認定講師でもあります。主に動画撮影機材、静止画撮影機材のレビューなど

ノイマン最強説

どもー買いたいものありすぎて、金欠まっしぐらのキショです。

 

今日はナレーションマイクをご紹介しちゃいます。

通常、マイクの説明をする際にはレンズと同じと説明します。必要な絵を描写するためにはレンズを伸ばしたり、引っ込めたりして、フレーミングをきります。

ただ、ポイントとしては、音はピンポイントで収録する事が出来ない事です。カメラの上に搭載したマイクでは意外に広く収録できてしまい、ガッカリなんてことも多いと思います。

まず、内臓のカメラマイクで撮影する場合、風切り音やノイズに悩まされます。もちろん、内臓でも問題ない事も多いですが、音を良くしたいと思い始めると、必然的に外部マイクになっちゃいます。

 

マイクはダイナミックマイクとか、コンデンサーマイクとかいろいろありますが、撮影現場で使用するマイクが前提だと、あまり幅はないです。

代表的なマイクとしては、MKH416になります。これは鉄板マイクです。自作PCつくりたいけど、CPUどれにしようかわからないなら、Intel!みたいな感じで、マイク何買えばいいか分からないなら、416!みたいな感じのマイクです。416はファンタム仕様なんで、カメラが業務用以外で利用する場合、あんまりおすすめできないです。キヤノン端子が付いているカメラなら、416はベストチョイスですね!

 

次に来るのは、ピンマイクです。

ピンマイクで有名なマイクはUWP-D11になります。これも業界鉄板マイクですが、一般的ではないですよね。業務利用なら一個はあると助かります。

 

これらは、全て前に記事を書いているので、よければ各URLより見ていただければ嬉しいです。

 

さて、いよいよノイマンの登場です。ノイマンはカメラマンが利用するマイクというよりかは、音声マンが利用するマイクと言った方が正しいマイクです。

 

ノイマンとは、ドイツのマイクメーカーで、正式名称は「Georg Neumann GmbH」です。1928年に創業し、放送局やレコーディングなどのプロフェッショナルな用途で使用されるマイクを製造しつづけており、ノイマンのマイクは高価ですがもっとも信頼されたマイクといえます。

 

また、コンデンサーマイクを世界で始めて商品化した企業で、現在コンデンサーマイクを使う際に使用されるファンタム電源システムを作り出した会社としても有名です。

ノイマンのマイクでもっとも有名なモデルはU87で、その後モデルチェンジにより現在の型番はU87Aiとなっています。

ノイマンは1991年に同じくドイツの音響機器メーカーであるゼンハイザーの子会社となり、2013年より日本ではノイマン製品はゼンハイザージャパンが販売しています。

 

ノイマンマイクは耳障りの良い音が入ります。レンズだとツァイスといってもいいでしょう。自分がなぜ、ノイマンマイクをおすすめするかというと、普段私たちの生活に馴染んだ音を提供しているメーカーだからです。

え、おれノイマンなんて知らないし、、、って思っている方もいらっしゃると思いますが、そんな事ないですよ!普段聴いている音楽だったり、テレビのナレーションではバンバン出てますよ!なんか、ただただクリアだなと思いますよね。そうなんです、ノイマンマイク最大の特徴は震え上がるほど、透明感のある音が収録できてしまいます。

 

他者との差別化をするのに、メッチャおすすめです。